体験レッスンは30分となっています。
生徒さんの好きな音楽、実際にできるようになりたいことや、やりたいことを詳しくヒアリングし、実際に希望の楽器に触れていただきます。
ピアノの人がギターやドラムに触ってみたい、シンセサイザーの音を聴きたいといった要望もOKです。
実際のレッスンをお申し込み前に、レッスンの雰囲気や進め方を体験していただくことで、不安を解消していただけます。
体験レッスンは1回 30分1,000円です。
60分2,000円でもお受けしております。
Q.本コースに申し込みをするかわからないですが、体験レッスンだけでお願いすることはできますか?
A.もちろん可能です。体験だけでもお気軽にお申し込みいただけます。
Q.オンライン体験レッスンはどうやってやるのですか?
A.基本的にZOOMもしくはSkypeを使っております。LINEでも大丈夫です。
その他の質問は、こちら
体験レッスンレポート
このRoland FAシリーズには一度だけ触った事があります。
このマシンに内蔵されているシンセサイザーは、なんとIntegra7というRolandが長年培ってきた選りすぐりの音源の粋を込めたエンジンを踏襲しています。
そしてシンセサイザーのみならず、サンプラー、シーケンサーが付いていて、おそらくルーパーにもなります。
DAWとの連携はもちろん、エフェクトは個々のパートに78種類、しかもその上から、プロジェクト全体に68種類もの中から選べて掛けられます。
更にそのほかにイコライザーとマスター・コンプが掛けられます。
更に、他の機材からのインプット端子、マイク端子があるだけでなく、接続されたマイクはボコーダーにもなります。
トドメにオーディオ・インターフェイスまで付いております。
ちょっと調べただけでこれだけの機能が明らかとなる、これは久々に出くわしたモンスター級のマシンです。
1人完結型オーケストラの雄、エレクトーンを食ってやろう!という意気込みをRoland社から感じますね。
FA-06を調べていて、私はグルーヴボックスのMCシリーズを思い出しました。
特にMC-707とMC-101のコンビは、近年Rolandで発売された多機能グルーヴボックスで、発売当初は電子音楽マニアの間でちょっとした騒ぎとなったのは記憶に新しいところです。
おそらくこのMCシリーズも、FAシリーズに匹敵する怪物性を備えているのでは、と推察します。
相違点といえば、FAシリーズは鍵盤を使ったパフォーマンスに特化し、MCシリーズはテクノ系のダンス音楽愛好家がターゲットとなってる点でしょうか。
とにかく、このFA-06を使って、曲作りとパフォーマンスまで出来るようになったら凄い事です!
内蔵されている機能で作りきれない音は、サンプラーとDAWで補って作れば、かなりのレベルの演奏となるでしょう。想像すると、とても楽しみです!
今回の体験レッスンは、親子で来室希望されました。
レッスン希望理由をうかがってみた所、親子共々、クラシックピアノを十分に学習した上で、是非クラシック以外の音楽を知りたい、学んでみたい。
いずれは、即興演奏を学んでみたいとのことでした。↓ドラムマシンがお気に入りのご様子!
娘さんの方はサックスも吹いているとのことです。
鍵盤がなぜこんな風に並んでいるのかお話しました。
なぜこんな並び方をしているのでしょうか?なぜ「ド」の音はアルファベットで「C」なのでしょうか?
曲はどのように構成されて作られているのでしょうか?
このような話を中心に、お二人とも興味深く聞いてくれました。
映画もお好きとのことなので、映画音楽のことについても話を進めていく予定です。
中央に見えるブリキのおもちゃみたいなのは、Buchla Music Easelと言って、電子音楽のストラディ・バリウスとも言われるほど素晴らしい音色を奏でる楽器です。
滅多に体験できない音なので、2人ともその音色にとても驚かれていました。
9月23日(水)の午後。
「ドラムをどうしても叩いてみたいので、体験レッスンにうかがいたいのですが。今日、大丈夫ですか?」
と、Tさんからの元気な声で電話連絡がありました。
ちょうど、希望時間に空きがあったため対応できたラッキーな方。
来室するとすぐに、自己紹介を簡単に済ませ、ドラムに目覚めたきっかけを語り始めたTさん。
Tさんは、天才子どもドラマーの動画を見て刺激を受けたとのこと。
動画の中で、ドラムを演奏している小学生のドラムのスキルが素晴らしい、なぜあんなにもドラム演奏ができるのか?ただただ、すごい。
そして、自分にもなんとかドラムを叩くことができないか?と思い立ったようです。
学生時代、特別に音楽教育を受けたことはないという社会人のTさん。
「私にもできるでしょうか?」
という質問をリョウ先生にしつつも、どうにかしてドラムスキルを習得したい気持ちが強かったこともあって、実際にドラムに触れながら興味津々に音出しを始めるTさん。
リョウ先生が合間合間に、リズム練習で1番大切であるテンポキープを心がけるよう言葉がけをしていました。真剣に続けていると、どうしてもテンポが速くなりがちだからです。
メトロノームの音を聞きながら、それぞれの部位を使って決められたリズムを打つ。
文章に書けば「ふんふん」と思うだけなのですが、Tさんは慣れるまではどうしても余分な力が入りがちでした。とは言っても、Tさんに限ったことではありません。
Tさんの素晴らしい点。
それは、実際にドラムを使ってリズム練習をしながら、最適な自学自習の方法もどうやら考えていたところです。
質問の内容もなかなかです。
(Tさん)
「ドラムをすぐ買うことはできませんが、それまでできることは何ですか?
(リョウ先生)
「まずは、メトロノーム、スティックを準備してください。」
(Tさん)
「次のレッスンまでに、どんな練習をどのくらいやってこれば良いですか?」
自分からどんどん質問を繰り返していました。
その都度、リョウ先生がわかりやくす説明。
「とても親切に教えていただき、ありがとうございました。」
と、嬉しそうに話すTさん。
「音楽を楽しむ時間を今後増やしていくためにも、ドラムをできるようにしたい。」
そんな気持ちが高まったらしく、重ね重ねリョウ先生にお礼を伝える姿を見てとても嬉しくなりました。
Tさんの今後の希望はというと。
*できるだけ独学でやってみて、わからない時は来室
*まずは、今週末の土曜日に再度来室
当教室の音楽教育環境に満足できたとのこと。
ドラムだけではなく多くの音楽専門機材があるので、その辺りにも感銘を受け、今後ともよろしくお願いしますとお礼を言われ、帰られました。
嬉しそうにしているTさんでした。