2月から、ドラムを習いたいという社会人の生徒Kさんのレッスンが開始しました。
元々は、映画、シンセサイザーに興味を持ちつつ・・・ 体験レッスンでは、ドラムを触っているうちに意を決したようです。
ちょうど体験レッスンが終わった時、当教室の年長の生徒Aさんもドラムレッスンのために来室したため、

「子どもであっても、ドラムを習うことでは先輩だね。」
と、Kさんは、生徒Aさんに話しかける場面もあり・・・ 年齢は離れていますが、ドラムを叩けるようになりたいという目標は同じ二人が、楽しく談笑する姿も見受けられ、教室の賑わいを感じた2月でした。
それぞれの生徒たちは、それぞれの目標に向かってリョウ先生と一緒に楽しい時間を共有しております。
今回のテーマ
作曲とクラシック、両方学ぶ時代へ!多面的な音楽教育の可能性
とはなっていますが、今年度のブログテーマであるAIの要素も強いですので、よろしくお願いします。また、今回は沖縄の地方都市での観光画像を投稿します。
「こういう場所に行くのが、好きなんだな・・」
とイメージいただければと思います。それでは始めます。

AIが変える音楽教育
従来の(AIの登場する前までの)音楽教育では、指導者から学習者へ一方向的に知識や技術を伝えるスタイルが主流でした。しかし、AIの進化により、音楽学習のあり方が大きく変わろうとしています。
これからの音楽教育では、指導者・学習者・AIの三者が連携しながら、より創造的で個性的な音楽を生み出すことが重要になるというのが、かおり先生の考えです。待ったなしに迫られているこの現状を、まずは受け入れ最大限に活用することができるのが、重要ではないかと思います。

AIを活用するメリット
AIは、作曲や編曲のサポート、演奏技術の分析、即興演奏の提案など、学習者の可能性を広げるツールとして活用できます。例えば、AI作曲ツールを使えば、初心者でも独自のメロディを生み出せますし、演奏データを解析することで、個々の癖や改善点を的確に指摘することも可能です。それが、いつでもどこでも誰にでもできるなんて、本当に楽しいと思いませんか?
学習者は効率的にスキルを向上させながら、自分らしい音楽表現を追求できる環境にあるのです。ただし、自分から動く必要があるのは言うまでもありません。
これからの音楽教育は、知識を「得る」だけでなく、「活用し、創り出す」ことが中心になると考えるため、指導者から演奏技術、作曲スキル、時間管理を学びつつ、その技術をどのように楽しく継続させるか?向上させるかが鍵になるでしょう。
そのためには、音楽の構造を理解し、人間ならではのアレンジを加えることが求められます。AIの活用によって基礎力を強化しながら、最終的には「個性をいかに表現するか」が最重要課題。

新しい学び方の時代
当教室では、新しい学び方を取り入れた事例を少しお話しします。
例えば、昨年末に入会した小学生、中学生のピアノの生徒。
作曲を学ぶ教室とクラシック音楽を学ぶ教室を分けて通い、異なる視点を持つことで音楽への理解を深めたいという希望を入会時に話されました。
簡単に言ってしまえば、音楽教育におけるセカンドオピニオンのような考え方です。指導者・AI・学習者の三者の関係を活かすことで、より多面的な学びに似たところがあるな・・・と思っているところです。
音楽教室を選ぶ際に、演奏技術を身につけるだけでなく、AIなどの新しいツールをどのように活用しているか?また、自宅での学習にはどの活かすべきかなどを、オープンに話せることが重要かな・・と思っております。
当教室では、すでに実践していることですが、今一度文字化します。未来の音楽教育は、より自由で創造的なものへと進化してゆく時代であるといえるでしょう。
セレンディピティ

沖縄での旅行の際に出会ったセレンディピティ。このチラシとの出会いです。岐阜にいてネット検索しても見つからなかった情報に、やっぱり嬉しくなりました。
新しい日本語がどんどん追加されますね。
みなさんの貴重なセレンディピティは、ありますか?
次回のブログのテーマにしてみようかな・・・なんてちょっと思いながら、ブログを終了します。