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「ピアノもドラムもやってみたい」を叶える教室【年長児Aさん】

年長児Aくんのドラムのレッスンが、始まりました。担当は、リョウ先生です。

Aくんは、隔週でのレッスンでの受講です。

最近、幼児の保護者からの問い合わせが増えていますが、その中でよく問われるのは・・・

「月謝制ではないんですね。」

という質問。ブログに入る前に、少しだけお話ししたいのですが、回数制だと安心される方が多いです。

当教室では、開室当時から回数制だったんですが、以前はその件について質問を受けることが少なかったのですが、最近は回数制であることが、安心されているようなイメージを受けます。

 

「帰りたくない」というメッセージ

とはいえ、当日、無断欠席は厳禁ですので、お気をつけいただければ・・と思います。

どの生徒たちも、1秒1秒を噛み締めながらレッスンに臨めているという実感は強く感じます。実際に、多くの生徒たちは、

「帰りたくないな。。。」

と言いますしね。このフレーズは、どれだけわたしたち指導者をやる気にさせる原動力になるのか・・といつも有難いなと思いながら、幸福な時間を共有させていただいています。

 

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新しいテキスト

著作権の問題もあるので、あまり大々的に画像を投稿することは、できませんことをご了承くださいませ。

今回お渡ししたテキストは、3冊です。

*リズムトレーニングを基本としたワーク
*聴音トレーニング
*五線ノート(3段)

「ピアノもドラムもやりたい」

生徒たちの声に、耳を傾けるようにしています。

当教室では、このように、取り扱い楽器の選択を生徒自身に委ねています。
大まかに、ピアノ、ドラム、ギターなどと大別しますが、パーカッション系も充実しているので、やはりその時々の気分に合わせて楽しめるよう、時間配分をしています。

効率よく学習できるよう配慮しているのは、HPでも記載しています、2人の指導者による指導です。

特に、幼児・小学生についてのリトミック教育。
最適なリトミック教育実践環境を整えるには、1人よりも2人の指導者で進行するのがベター。生徒自身の観察をする際にも、2人の方が見落としがありません。

リトミックを楽しめるよう、生徒に求めることは・・・

音を立体化できる力

音階を理解するとき、解説するとき、平面図だけでの説明は幼児にとって分かりずらいというのが、かおり先生の基本的な考えです。

他の教室の先生方も、その点は同様ではないでしょうか?

音が高い、低いという概念を理解する時に必要だと思って作製、実践している教材が、これです。

ステップ1

 

まずは、楽しく分かりやすくするために音階ごと色を変化させてあるのが特徴。ステップ1。オクターブの全音。

 

ステップ2

音の高さが異なれば、音名、音名表記も異なることが理解できた段階で、カラフルな音階ブロックから、白黒の2色で構成された教材で学びます。

ここで初めて、半音階である、シャープ、フラットも登場するわけですが、もちろん。

ステップ3

ここで初めて、半音階である、シャープ、フラットも登場するわけですが、もちろん。ステップ2がクリアしないと、進めません!!

 

教育の黄金期の子どもたち

年長・小学1年生は教育の黄金期。時々、このキーワードをテーマにブログを書かせていただいていますし、今後も書かせていただきます。

この時期の子どもたちは、こちらの設定した、これらの教材を見れば、これからやろうとしている学びの目的を予想できる場合が多いです。

「やっぱり、そうだったんだ。」

といったように、予想があたると喜んでいますね。こちらからの質問に対して、模範解答することばかりを求めたりはしません。

自分から積極的に、考えたこと、思ったことを肯定的に聞き入れて、生徒たちのやりたいことをヒヤリングして、折り合いをつけながら、レッスンを進めています。

 

まとめ

音階を立体的に考えるための教材の紹介をしながら、幼児の音楽指導における重要視していることを簡単にお伝えしました。

今回は2回目のAくんのレッスンの様子をお伝えしつつ、実践を通して、幼児期・児童期に対して最適な音楽環境教育を常に考えて、進化し続けることを目指します。

音楽を通して、人間力を養うこと。当教室の、Sくんのように・・ 音楽を通して、問題解決能力を育みたいです。

 

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