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色水を使って、和音の転回形を知る【小学2年生のSくん】

夏休みも後半に差し掛かりましたね。。

かおり先生は、帯状疱疹にかかり療養しながらのレッスン開講していたこともあり、投稿が遅くなりました。

今回のテーマは、あそびながら学ぶ和音。
このブログに、どんな教具を使ってあそびながら和音を学んでいくのかがわかるように、1部画像で案内しながらブログを進めます。

このブログの主役の、生徒についての簡単なプロフィールは以下の通りです。
ドレミファソまでの音階はわかるようになり、生徒本人が書いた楽譜を読んで片手でピアノが弾ける。

 

ドレミファソまでわかったところで、1つのステップとして導入したのがドミソの和音です。

以前指導していた生徒たちには、1オクターブの音階を習ってから和音の学習を開始していました。
しかし、教室の音楽理論を学ぶための教具を開発しながら模索するうちにひらめいた事があります。

それが、理論より先に楽しい教具に触れること。教具に触れてから、音楽理論へのアプローチをした方が最終的にしっかり理解できるのではないか?と言う考えに至りました。

レッスン当日も、これらの教具を使って和音。今回ははじめの1歩としてCメジャーコード(ドミソ)の学習をしました。

 

 

平面ではなく立体で理解する


音階はその名前の通り、音が階段のようになっている。高い低いがある。ということではあります。
音が高くなることに、ピアノも階段のようになっていれば一目でわかります。

しかし、和音はその名の通り、同時に発生する音なので横並びにはならず縦になりますので、積み上げることが重要です。

そのため、画像にあるような色水瓶を積み上げることで、和音のイメージを図りました。

音の高い低いが一目で理解できるように実際に指定された色の順に積み上げて、音階通り歌ったり、ピアノで弾いてみたりとしながら和音の理論を今回も使って学習しました。

「もっとやりたい。」
「今度は、違う色の順番でも積み上げてみたい。」
今回は赤、黄色、緑の色水を使った和音学習は初めてでしたが、生徒にとって楽しい体験だったようです。

この続きはまた別のブログで。