ある女性ピアニストから
「なんで作曲家は男性ばかりなんでしょうか?」
という質問を受けたのです。
リョウ:「ふーむ、あんまり考えないことですが言われてみると確かにそうですね。私の音楽大学も男性ばっかりでした。女学生は1~2割といったところでしょうか。
そうですねえ。。多分に職人的な側面や数学的な側面が音楽にはあるのです。私個人的には、プラモデルを作るようなワクワク感や没入感が音楽制作にはあります。
男性は子供の頃からプラモデルを作るのを好む傾向がありますが、女の子はあまりプラモデルを作りませんよね。」
女性ピアニスト:「あ~作りませんね。あと私、数学苦手でした。」
リョウ:「それには理由があります。数学という学問は本当に数学を好きな先生から教わると成績が上がるんです。
数学を苦手な学生が多い理由は、数学を教えている先生が本当は数学を好きではなく、数学の本質をわかっていないからなんです。公式を覚えて当てはめて受験を突破するための数学は教える方も学ぶ方も楽しくないんですよ。
でも本当は数学は魅力的で楽しい学問なんです。」
「動物でも虫でも、フェロモンを出して異性を惹きつけるはメスのイメージがありますが、音や外見でメッセージを発して異性の気を引こうというのはオスが多い(例:孔雀やカエルなど)のではないですか。
人間や鹿は、そのために命を張って他の雄と戦いもします。音楽も、モテたいから始める人が多いようなので、これを異性へのメッセージ的なものと考えると、命を削って音楽を作るのはオスの方が向いている仕事なのかもしれません。
それと私は昔から思っているのですが音楽を聴くセンスは女性の方が良いと思うのです。これはメッセージを受け取る、愛の告白を受け取る感覚が鋭敏なためなのではないですか。」
「ちなみに私は異性にモテたいから音楽を作っているのでないのです。嘘だという人もいますが嘘ではありません。
モテないよりはモテた方が良いとは思いますが、私は作りたいから作るのです。作りたいという欲求、衝動、リビドーです。
つまりプラモデル制作のような没入感で音楽を作っています。モテたいからプラモデルを作る人っていないと思うんですよ。作りたいから好きだから作るのです。私にとっての音楽はこれなんですよ、作りたいから作るのです。」
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