いつもしっかり練習してきて、ピアノを弾くのがとても楽しいと毎回おっしゃっている方がいます。いつでもなんでも楽しいのが一番ですね。
家にあるのが電子ピアノなのでお友達の家でアコースティックのピアノを借りて練習することもあるそうです。
「下手でごめんね~。」
と言うと
「そんなに楽しそうに弾いてるんだから上手いとか下手なんかどうでもいいわ~。」
と返されたそうで、お友達にも恵まれている様子がわかりますね。
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次のブロウはこの方は間違いがあってもすぐに自分がどう間違っているか気づきます。フォルテやピアニッシモなどの記号を気にして弾くと、曲に抑揚が出て感情表現しやすいと言う話をしました。
楽譜をよくみてみると、歌詞が書いてあります。曲を弾いていると詩が浮かんできてついつい書いてしまうとのことで、音楽を奏でる見本のような方ですね。
宿題で詩をつけてくるように言われたわけでもなく、誰かに「詩がいいね」とか思われたいから書いたのではなく、
「自然に浮かんでくる。」
「楽しいから書く。」
それを隠そうともせずに私に見せてくれる。
これこそが才能であり、この素直さ、無邪気さこそ最高の財産です。
ピアノの初心者から大切なことを教わった日でした。
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