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ジャムセッション・デビュー大成功【中学2年生のSくん】

10月7日(土)三連休の始めの夜。
当教室の生徒Sくんが、岐阜市のアフターダークで初セッションにチャレンジしました。

「アレンジが習いたい。」

そんな動機で、虹橋音楽教室に通い始めて約4年。ついに・・・

 

10月7日(土)三連休の始めの夜。
当教室の生徒Sくんが、岐阜市のアフターダークで初セッションにチャレンジしました。

 

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実力を試すために・・

Sくんから、
「市内に、セッションできる場所はありますか?」

という質問を受けたときに、リョウ先生は
「アフターダークはどう?リョウ先生も、セッションしたことがあるよ。」

そのように伝えたのちに、レッスンに臨んで数ヶ月。そして、つい一ヶ月ほど前のこと。

「10月7日に、初セッションします。」

なんと、アフターダークに電話連絡をして自分でセッションを申し込んだと事後報告がありました。リョウ先生は、
「そうか、当日までに万全を尽くさないとな。」

そう励まして、この日を迎えました。ただ、「リョウ先生は、初セッションを見に行くよ。」とは一言も言わず・・レッスンでは初セッションを想定して練習を進めてきました。

 

サプライズ!

セッションの当日。早めにアフターダークに到着し、SくんとSくんのお母様を待ち伏せ・・・今か、今か?と待っている間もワクワク・ドキドキしながら、本日のメンバーの演奏に集中。

ついに到着したSくん。緊張を隠しきれない様子でお店に入ってきたのですが、かおり先生と、リョウ先生が観客席に座っているとは気づかず・・ まさかの登場に驚いていました。

完全にお客さんモードだった、かおり先生、リョウ先生に見守られつつ・・ 演奏者たちからも歓迎ムードで迎えられていよいよ、セッションの準備が始まりました。

 

メンバーに恵まれ・・

緊張しながらも、練習した楽曲をまず1曲演奏。
メンバーの楽器は、ドラム、ギター、ベース、サックス、トランペット。日頃、目にするこの少ない生の楽器、演奏者を目の前にして、緊張し続けていたようでした。

しかし、

「よくできている!すごい。」
「良いよ。」

などと、激励されたこと。そして、ピアニストから

「こんなふうに、やってみるとセッションできるから、やってみて。」
などと、その場でアドバイスをもらえたことによって、スッと飲み込めて音に彩りが添えられた。。そんな演奏ができたように感じました。

Sくんに感想を聞いてみると

「楽しい。もっと演奏を聞いていたい。」

「今日は、来てみて本当に良かった。」

「どうやって演奏したら良いか、戸惑ってもそばで見本を示してくれれば、なんとかできた。」

などなど。緊張したものの、時間の経過と共に演奏することに慣れていくだけでなく、楽しむ余裕も出てきたな・・という自覚があったのではないか?と思われました。

 

音楽の不思議な力を体験できた

今回のセッションのメンバーは、お店で初めて出会った人たち。音楽に関わる人たちは、セッションをするという場合は、初めて会った人たち同士であることが大半だということは当たり前だと思っているのではないでしょうか?

ところが。

Sくんは、メンバーと、お客さんであるかおり先生、リョウ先生(途中から、演奏者にもなっていましたが)があたかも、前から知り合いだったかのように思ったと言うのでした。

音楽を愛する者同士なら、初めて出会った人同士でも、親しくなれる。楽しい時間を共有できること。そんな話も、ジャムセッションの経験を通してしか、説明しにくいのだな・・・とつくづく感じた貴重な夜となりました。

 

 

ジャムセッション・大成功!

音楽教室主催の発表会ではなく、第三者しかいない場所での演奏という貴重な時間。しかも、第三者とはいえ初めて出会う人たちです。なかなか、勇気のいることだと思いませんか?

今回、勇気を出して新しい世界に踏み込んだSくん。そして、その姿を見守るリョウ先生。

Sくんのピアノの実力を、客観的に見て適切にアドバイスをくれたメンバーからのコメントの数々も、日頃のレッスンでは得ることができないドキドキ体験。

全てのセッションが終わった後。リョウ先生に、次回にやってみたい楽曲についてSくんは自分から意見を伝えていたようで、そばにいたお母様もこの数時間の出来事は、刺激があった様子に見受けられました。

初めてのセッション。
講師である、わたしたちにとっても想い出という宝物がまた1つ増えました。

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