1、ト音記号が上手に書けるようになったよ【小学1年生】
2、質の高い音空間に身を置きたい【小学4年生】
3、ライブハウスで演奏することが目標【中学2年生】
4、まとめ
1、ト音記号が上手に書けるようになったよ
「ト音記号を書くのは、難しいな。。」
と、話していた小学1年生のNくん。ト音記号を覚えるには、自動的に五線の名前も覚えなければなりません。
「ト音記号は、第二線から書くとうまく書けるから、がんばろうな。」
リョウ先生に励まされながら、練習を重ねてきました。
Nくんは、得意なこと・不得意なことが何か?を自分でわかっています。
そのため、不得意なことをどうやって楽しくして、克服できるか?をリョウ先生と一緒に解決するためにレッスンに励んでいます。
以前より、体力もついてきたこと。小学校生活に慣れてきたのか、比較的気持ちに余裕が表れているように思われます。
やっぱり、教育の黄金期。小学1年生ですね。
ピアノよりも、ドラムが好きなこともありリズム練習が大好きなNくん。いつもは、毎回ドラムに触れないと気が済まないNくん。しかし、9月のレッスンではソルフェージュ強化。
リョウ先生が小学生にもわかるような説明をします。例えば、
「Nくんは、ドラムが得意だね。ト音記号を書くこと、覚えることで、ドラムはもっと楽しくなるよ。だから、一緒に今、ト音記号を覚えているんだよ。」
リョウ先生は、生徒を決して否定しません。そんなリョウ先生のメッセージをNくんは聞いて、元気を出すNくん。達成感を得られることの喜びを体感できる経験を、重ねて2学期の音楽ライフを楽しめるようアイディアを出せたら・・と思っております。
2、質の高い音空間に身を置きたい
電子音が大好きなHくん。もちろん、今時のゲーム音楽も大好き。
世界中に溢れている電子音に敏感。リョウ先生からは、
「良い耳をしているから、トレーニングするともっと耳が鍛えられるよ。」
そんなふうに励まされて、定期的に通室しています。
耳を鍛えるための導入練習が、リズム練習と、ピアノでスケールを弾くこと。これが、当面の目標。当教室の、レッスン室の空間がたまらなく好きなようで・・ 9月のレッスンでも、
「もう終わり?ああ、終わるのが早いな・・」
といつものセリフを連呼。
9月のレッスンでは、ドラムに力を入れていました。テンポキープも、安定してきていたのでレベルアップを図っています。
3、ライブハウスで演奏をすることが目標
Sくんは、4年生から当教室に通室しています。クラシック音楽の基礎があるため、リョウ先生のコードの仕組みの説明は、すぐに理解できる力が備わっています。そして、中学2年生の今も、毎回ガッツリと練習してくるので、今はライブハウスでの独奏をすることを目標に掲げています。
リョウ先生は、プロデュースする側に徹して熱い指導を繰り広げています。
そんな中、9月23日(土)のレッスンでは、
「先生、アフターダークでの演奏を希望したので、10月7日(土)に出演します。」
Sくんから嬉しい報告がありました。大切なのは、やはり自分で動くということ。
発表会は、ご存知のように知っている人たちの前での演奏です。そして、発表会のお膳立ては、音楽講師の仕事の1つでもあるという考えもあります。
しかし、リョウ先生の場合はちょっと違っていて・・Sくんに関しては、その1歩先。第三者の前での演奏にチャレンジすることを、提唱していたのです。
そして、来月。ついに練習し続けていた楽曲を、アフターダークで披露することとなったのです。
Sくんのプレイする時の姿勢、音楽スキルをチェックして、来月の出演のための総仕上げをしていたリョウ先生でした。
4、まとめ
学年はバラバラですが、それぞれの生徒たちは、音楽を自分のものにするといった気持ちで通室しているということが、共通点です。誰かに言われたからではありません。
そして、機会があったらブログを書く予定ですが、当教室では出席シール制、粗品などのごほうびを与えるというシステムは導入していません。たとえ、幼児であっても同様です。
それは、レッスン受講自体がごほうびだからです。
小学生、中学生の生徒たちが大人になったときに、当教室で学んだ音楽が何にも変え難い財産になる。モノよりも大切なことが、あるのだということ、そしてその大切なものをこの教室で探して、難しいことを楽しく学ぶことの意義を学童期から伝えています。
定期的に通室する生徒が、少しずつ増えてきました。
芸術の秋も、もうすぐ。生徒のみなさんと、秋ならではの音楽なんかも楽しんだり、楽しくなるアイディアを出し合い、実りあるレッスンを10月も行いたいと思っています。
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