米粒とラグビーボールって似てますよね。私は米粒が転がる音に喜びを感じます。
私は高校時代ラグビー部だったので、毎日楕円形のボールを何時間も眺めていた時期がありました。そんな日々を過ごしていると、あのような不規則な形のボールがどのように転がるか当てられる時があります。
前のブログはこちら
玄米を精米して炊く前に真空パックからペットボトルへ移す作業をします。この作業の時、米粒が音をたてて転がる時が頻繁にあります。
米粒とラグビーボールは、形が違い、弾力も違います。
そして、ラグビーボールが転がっているときは見ていますが、米粒が転がる時には見ていません。
よって米粒が転がる時、伝わってくる情報は「音」のみです。
楕円の米1粒が、ラグビーボールのようにあっちへ行き、こっちへ行き、転がる音が面白いのです。何粒転がったか、どこへ転がったか、「音」だけで判断して、米粒がどこへ行ったかを当てるというゲームを楽しむことによって昔を懐かしみ、かつ耳と繊細な感覚をトレーニングし、米粒を一粒たりとも無駄にしないという、一石三鳥の遊びを日常でしているというお話です。
たまに油断するとこのような失敗が待ち受けています。