音合わせ
ボノロンの朗読劇の物語は、キュンと切ない話。
馬車で、カイじいさんが登場する時の音。
妹の命を助けてあげられなかったことを後悔するカイじいさんの切ない思い出のシーン。
カイじいさんの思い出話を、主役のボノロンが優しく聞くシーン。
それぞれに、高音質のBGMが決定、準備されていました。選曲者は若菜さん、弥生さん。
読み手の、若菜さん、弥生さんは。。
練習すればするほど
ボノロンの話の、音楽的イメージはぴったり合わさってゆくのでした。
今回は、その練習の様子の一部をブログにしたいと思います。
前回のブログはこちら
キュンと切なくなる、カイじいさんとの会話。ボノロンと、ヤマビコーンという愉快な化け物の心温まる演出の物語の中心なのですが。
どうしても、お笑い系に持っていきたがるのが、かおり先生です。
どうぞお楽しみ下さい。
岐阜〜海津までの道のり
岐阜市内から、ライブカフェDaichi のある海津市内までは車で約45分。
結構あります。
毎回の練習は、大体平日の夜。
岐阜に18時ごろ集合し、海津に移動。練習。海津から岐阜に移動。
なかなかの長旅!?のため、たまにこんなカフェで休憩&打ち合わせなどをすることもありました。
居眠り運転には注意
そのため、車内はシーンしないように、楽しい話題をできるだけするようにしていました。
もちろん、練習の話をしたりはしていました。。。しかし、一日の疲れた体に少しばかり鞭を打ちながら?音楽活動するため、行く道中はできるだけ心穏やかに。
話は、朗読劇に戻ります。
このイベントで、着目すべきこと。それは、良質な音演出。
ボノロンの選曲BGMを聴いて
若菜さん、弥生さんの選んだBGM。あまりに、ボノロンのイメージに合う!しかし、もう少しインパクトがあると。。もっと良いのでは?と、思い始めました。シンセで効果音を入れたらどうか?と。
思いついたこのアイデアを、若菜さんに話すと。
「もちろん、あった方が良いけど。。」
遠慮気味に話す若菜さん。忙しいリョウ先生に頼むのは、申し訳ないと思ったようでした。
「なるなら、トコトンやるべき」
かおり先生は、やはりこういう考え。リョウ先生に、自分の思いを伝えて協力を仰ぐことにしました。そして、
効果音を作ることに!
音作りは、りょう先生の愛してやまないシンセを使って作り出すことに。
しかし、Digitaktを扱うのはかおり先生。
グループでの打ち合わせ以外のところで、時々手ほどきを受けて短期間で、Digitaktの扱いができるようになりました。
感情移入しすぎにご注意!?
ライブカフェdaichi、時には虹橋音楽教室での練習を重ねるうちに。物語の中に没頭し始めました。
日常生活にも、ボノロンが登場しそうなくらいボノロンに染まりまくり!
若菜さん、弥生さんもきっと同じだったことでしょう。
そこまでは、良いのですが。。。実は、かおり先生ときたら、練習中こんなおふざけをしていました!?
シンセサイザーの、音が良いからといって台本には載っていないシーンにまで、不必要に音を出してみたり。
例えば、ボノロンの登場の音は、1回だけ音出しする指示があったにも拘らず、その音が好きだからという私的な理由で、3回もボタンをしてしまい大騒ぎしたり。
犬の鳴き声は、軽やかに押さなければいけないにもかかわらず、スロースピードで鳴らしたり。
秒刻みで、操作をしないと一気にその場の空気感が変わってしまう、重要な役割なのに・・あまりにも自分の世界に入り過ぎていました。
よりによって、本番が近づけば近づくほど・・・
そう、1番臨場感溢れる音といえば、やはりこの音でした。
木を揺さぶる音
この音だけは、シンセサイザーの中にこれだと思い当たる音がありませんでした。
色々と考えた結果、実際に肌を揺さぶって音を出してそれをサンプルとして、Digitaktに入れて落とし込みました。
リアル感があると、いう事で。主催の若菜さんからは、高評価を得られました!
時々かおり先生の感情移入全開な様子もあったりしましたが、効果音を作って音出しすることで、朗読劇に彩りを添えることができました。
次回のブログでは、第4楽章。ライブ当日の様子をお伝えしたいと考えております。
それではまた。