ピアノアドベンチャーの楽曲を着実に弾くことを目標として、ピアノに向かっているというAちゃん。毎朝必ず課題曲は5分程度の練習を欠かしません。
練習=習慣
1年ほど続いている習慣。自分からやっているという報告を受けています。
最近、レベルアップしたこともあって避けて通れない関門。それは、スケール・コードを学ぶこと。
今回は、Aちゃんのスケールの学習で工夫したことを書こうと思います。
(ブログメニュー)
1、スケールを空間でイメージできる
2、スケールを空間でイメージできたら、五線譜での理解へ少しずつシフト
3、まとめ
〜音楽が音が苦にならないために〜
1、スケールを空間でイメージできる
今の時代、ワクワク学べる音楽のテキストが非常に多く出版されています。
そのため、音楽理論を学ぶことはさほど難しくないのかもしれません。
スケール・コードを平面だけで深く理解することは、難しいためこういった補助教材を活用した1年間でした。
空間理解ができるためのスケール教材は、今年度3月から5月の間(コロナによる対面レッスン自粛中)に作製。
音階ブロックで、全音・半音の音の幅を視覚的に理解。
これは、横並び。縦にすると・・・
同じ黒鍵であっても、♯・♭の2つの記号があり、それぞれ似ているようで違うこと。
これらをソルフェージュにも活用することで、黒鍵を多く使った楽曲にも親しみを持てるようになってゆきました。
まずは、ブロックを実際に音階順に並べたり、積み上げたりして音名を言う、覚えることで空間での理解を深める。
そして、それが定着した時に活用したのが・・・
2、空間でイメージできたら、五線譜での理解へ少しずつ移行
フラット系(マイナー)のスケールのカード。
スケールには理論がある。その理論の手がかりがこのカードの中にある。
そのことを知るためのカードであり、まずはなんとなく感じることができることが目標です。
最終的に、五線譜での理解ができるようになることが理想ですが、今はこのスケールカードを使って歌ったり弾いたりすることを満喫しているAちゃん。
このカードの裏側は・・・
こんな感じ。
〜来年に向かって〜
3、まとめ
〜音楽が音が苦にならないために〜
「どんな曲を弾いてみたい?」
という質問に対して、
「なんでも良い。」
という返事があった場合は、先生に一存するという意味であることを理解しているAちゃん。
そのため、Aちゃん自身がチャレンジしたい音楽がある場合は、自分の言葉で話すこと。このことは、いつも大切にしていることの1つもあります。
どうしたら良いのかわからない時も、その旨を自分の言葉で伝えること。
今年度も、そういったことも含めての音楽表現であるということは、Aちゃんのお母様に対しても同様に伝えることで、理解していただけていることが、とてもありがたいと感じています。
多種多様な音楽が溢れかえることで、大きなアクションを起こさずして好みの音楽を一瞬にしてダウンロードできてしまう現代。
満たされてしまいすぎることに慣れてしまう傾向があると感じるのは私だけではないでしょう。
先生と生徒という関係性でしかできないことは何なのか?を振り返り、来年に向けて指導計画を立てているところです。
Aちゃんの指導は、週1にしているのですが、ブログを書けずにいました。
来年度も、時々しか配信できないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
良いお年を。
コメントをお書きください