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作曲やアレンジについて

・「どれくらいピアノが弾けるようになったら作曲やアレンジのような事ができるのか」という質問をいただきました。


ピアノの技巧と、作曲の技巧、アレンジの技巧は全て独立した異なるテクニックを必要とします。

ざっくり大きく分けますと、ピアノの技巧は肉体労働的なものであり、作曲やアレンジは頭脳労働的です。

ピアノの上達には、反復練習が必須でありますが、何をどのように反復練習するか、
出来るだけ辛く嫌な思いをせずに、楽しく効率よく上達するにはどうすれば良いかのメニューは個人に合わせて私が綿密に練り上げます。
ある程度の忍耐が必要なのは筋トレに近いので、独りきりでやるよりも、誰かのサポートがあった方が上達は確実なものになります。

作曲にはメロディの作り方、アレンジにはハーモニーの重ね方、学ばなければならない事は多いのですが、
10回のレッスンを一区切りとして、Mさんが1人で飛び立てるように、滑走路を敷くのが私の役割といって良いでしょう。
私がレッスンを月謝制でなく回数制にしているのはそこに意図があるのです。
10回を一区切りに成果を挙げて見せるという決意です。
月謝制では、長く続けていただけて私の生活は潤いますが、
ダラダラと続いてしまう恐れがあり、生徒さんもなんとなく辞めづらくなってしまいがちです。

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1回レッスンを受ければ1回分、10回レッスンを受ければ10回分の知識と修行の成果を得ることができます。
そしてその成果を持って自分が全力で何が出来るか、という事に尽きます。
その時に出来るベストを尽くすのです。
よってMさんが1時間ピアノを弾いたら1時間練習した分の曲を作るでしょう。
10年練習したら、10年練習した分の曲やアレンジを作れるようになるのです。

私は日本で育って来た体、中国で得てきた忍耐力、アメリカでの修行で得てきた音楽性、その全てを使って音楽を作っているのですね。
MさんはMさんにしかわからない人生を歩んで来たはずです。
その全てを駆使して作品を作り上げる事が出来たら素晴らしいと思いませんか。
そのお手伝いをするのが私です。一緒に頑張って作ってみましょう!