残暑の厳しかった9月5日。
公共交通機関を使って、約1時間半を要する地域から、はるばる来室。
「遠方でも大丈夫です。」
という強い意志はとても伝わり、嬉しい限りなのですが、この日は暑さも厳しかったので、レッスン日の変更希望があれば、遠慮なく申し出るように話を進めていました。
無事に到着すると良いな・・と思いながら待っていると、定刻にSさんは無事に来室。
体験レッスン開始
教室に着いて、ホッとした様子のSさん。本当にお疲れ様でした。
教室に入るとすぐに、立ちはだかる各種音楽機材に圧倒されていたようで、驚きつつも興味津々な様子。
少しばかり、気持ちを落ち着けてから、時間を惜しむように体験レッスン開始。
音楽機材の紹介から
Sさんに、ざっくりと音楽機材について紹介をすると、「すごい」と小さな声で言っていました。
教室内の電子音楽機器・音楽機材を実際にデモストレーションしつつ、Sさんの音楽への思いや、チャレンジしてみたいこと、どんな音楽が好きなのか?などを、緊張気味なSさんに明るく・軽快な口調で質問するリョウ先生。
個性あふれる音楽機材にいきなり囲まれてしまったSさん。しかし、緊張しつつも、少しずつ音楽をしっかりと勉強してみたいといった思いを語り始め、表情もやわらかくなっていったように、見受けられました。
そこで、リョウ先生はSさんに言葉がけをします。
「作曲を始めるステップは、GarageBandです。」
そうなのです。Sさんは、ピアノやドラムなどの楽器を習いたいかな?と思っていたのですが、そうではなく作曲に興味があるとのこと。
あれやこれやとやってみたいことが溢れているSさん。気持ちはわかります。また、やるならちゃんと学びたいという固い意志も伝わってくるからこそ、まずは基本。お手軽にできる、GarageBandアプリをオススメしたというわけです。
何をどう始めたら良いのか?
そんな疑問を抱えて、脱・独学を決めて来室。
何をどう始めたら良いのか?
そんな疑問を抱えて、脱・独学を決めて来室したSさんも、具体案をいくつかリョウ先生からアドバイスを受けることによって、今後の展望・希望も見えてきたようでどんどんと不安な表情から、ほっとした表情へと変わっていくのが側にいて伝わってきました。
「ピアノを少し弾けたりしたほうが、作曲には有利?」
「たくさんのシンセサイザーがあるけど、一長一短。もし、初心者の私が準備するとしたらどんなのが良いかな?」
という疑問があるようでした。
限られたレッスンでお伝えすべき点は、Sさんに伝えられたのではないかと、感じました。
最後の5分で質疑応答時間を設けることで、一層安心してもらうことができた様子。音楽を生活の中で楽しみたい。真剣にそう考えるSさんを見送りながら、改めて当教室の教育方針について話をしました。