長い雨季が終わり、やっと晴れました・・と言いながら、早朝より暑い暑い。
夏休みが始まったばかりの8月1日の午前。本日は、Aちゃんのレッスンでした。
人形の夢と目覚めの復習してから、コードの学習をしました。
本日のメインテーマである、コード学習。今回のブログは、コード学習に特化した内容にいたします。
古典音楽を学ぶ上で、コード学習も併用すること。
実は、予習のように見せかけて復習も兼ねています。これまで演奏してきた楽曲の中で見かけたことのある和音。
コードネームを学ぶ意義と目的
例えば、これらすべてを一音ずつ譜読みして弾けるようになること。それはそれで素晴らしいことです。演奏できる=評価でもあるわけですから。
しかし、今回登場した和音を一音ずつ譜読みし演奏するだけで終わらずに、コードネームという存在があること。コードネームを1つのかたまりとして耳に記憶する。
そうすることで、これから無数に存在するコードを快く受け入れ「このコードはどうしてこんな響きなの?」という素朴な疑問にたいしてもより深く考えて楽曲に向き合うことができる。
また、コードそのものが異なる音の共演。
美しい響き(より良い人間関係)を奏でるには、ルールがあること。
そういったことも、音楽を通して感じてもらえたらな・・・と思いながら取り組みました。
この3つのコードの共通点は、調合がないコードであること。
まずは、各コードの第一展開系、第二展開系を右手。左手で指遣い通り弾くこと。
このようにカードを並べてわかりやすくイメージができるよう環境設定。
少し考えて音を出してみたり、間違えてはやり直してみたり・・を繰り返し今回の課題である6つのコードの転回を体験。
画像は、すべてメジャーコードですが、実際にはDm、Em、Amも片手ずつ弾く練習をしたのでした。
1、ざっくりと、黒鍵が存在しないコードは非常に少ないということ。
2、黒鍵を弾く=暗いという理論はないということ。
2についての考え方は、ちょっと驚かれた方もみえるかもしれません。しかし、Aちゃんに限らずこれまで指導してきた生徒たちの中に、一定数こういった考え方をする子どももいました。
ピアノを習い始めるさいは、ハ長調の楽曲を扱うことが基本。
白鍵に慣れ親しんだ上で、徐々に黒鍵での演奏も楽しむ。私もそうでした。
黒鍵を演奏する=これまでと違った響きの音楽に出会う、演奏が難しくなるというようなことが想像できると思われます。どの子どもにも言えることではないでしょうか?
Aちゃんは、黒=暗いという感覚もあったようです。そんなイメージが強かったせいか、今回学習した、マイナーコード=暗いはずなのに、黒鍵がない!という思いがあったようです。
私自身は、コードを学習し始めたのが、高校生の時でした。
電子オルガンを演奏することにチャレンジするため、コードを勉強することになりました。そのときは、もちろんコード理論のテキストを使い、ノートに書いてコードネームを確認したり、覚えたりしたものです。
当時、コードネームを勉強しておいたことは今になって考えると本当に良かったと思えます。
ただし、小学生からコードネームを習う際には私が習った方法では通用しない可能性もあること。また、超情報化社会へと時代も変わったこともあり、毎回のごとく、基本的な指導法を大切にしつつ、ブラッシュアップを心がけるようにしています。
アナログ指導も大切にしつつ、文明の利器を使いこなすことも大切。
そのため、リョウ先生オススメアプリなどは、これからも虹橋音楽教室の、グーグルクラスルーム内で情報発信を受け取って、Aちゃんが一人で学習したことを、レッスンで確認できる。そんなレッスンができるよう生徒のみなさんに伝えてゆきたいと考えております。
そういえば、最近始めたのが。。。
Google classroom
Google classroomとは?
当教室に通室している生徒のみなさんと、講師とのコミニティー広場。
ここでは、リョウ先生がオススメアプリなども紹介したりしています。これからも虹橋音楽教室の、グーグルクラスルーム内で情報発信を受け取って、Aちゃんが一人で学習したことを、レッスンで確認できる。そんなレッスンができるよう生徒のみなさんに伝えてゆきたいと考えております。
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