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小学生が学ぶ転回系・第一転回系・第二転回系

 

 人形の夢と目覚めは、いよいよクライマックス。

 最後の最後の章だけは、今回は保留。いずれまた6年生になったら演奏するということにしました。

 

 今回テーマの中心は、コードの展開系とスケール指導。

 

 

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 日頃から音楽教室では、コード指導は力を入れていることの1つです。

 

 Aちゃんにおいては、エル・クンバンチェロを課題曲にしたことがきっかけで、コード学習を開始しました。

 

 これまで、C/D/G/Cm。そして、Am/Dm/Eなどのコードネームを覚えて演奏を楽しんできたのですが、もう一歩踏み込んだ学習である、転回系の学習を本日より開始。

 

 

 これは、視覚的に理解しやすいようにコンパクトにまとめたもの。(青色)

 聴き慣れない用語はここに記載してあり、私自身の確認用としても活躍することとなりそうです。(日・英表記)

 

 Cコードの基本形、第一転回系・第二転回系をまず右手で和音で弾いてみることに。

 

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 右手でコードを弾いてから、左手でもコードを弾く予定でしたが、右手を弾き終えた後にすぐ、

 

「これ(ミソド)が、一番好き」

第一転回系の響きが好きだという感想をつぶやいたAちゃん。

Aちゃん好きな和音は、Cの第一転回系という名前であることを伝えながら、左手でも同じように弾いてみるように促しました。

 

 

 

 

 

 裏側は、それぞれの転回系をアルペジオで弾くとどんな感じになるかをイメージできるように作製してみました。

 楽しそうに見えることを最重要と考えています。

 同じコードでも、3つの形があることを知る

それが、今回のレッスンも目的です。

 

 

転回系をカードゲームで楽しむ

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  カードゲームという名の確認学習。

 好きなカードを5枚めくって、記された転回系を弾くというあそび。

 

 表は、ト音記号またはヘ音記号。

 裏に、転回系が表示されています・・・

 

  画像は、基本形ばかりですね・・

  ドが、赤。

 ミが黄色。

 ソが緑。

 

 しばらくは、色を伴ったカードにて理解することを目標にしています。

 

 いずれは、音を色で表記していなくても、形だけで理解できるよう指導できるよう工夫せねば・・・

スケール指導

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 123→12345。(→は指くぐりです)

この指遣いで弾くことのできるスケールは、#系メジャースケールが、GDAE。#系マイナースケールがAB。

 

 Aちゃんの本日のテーマは、Eメジャースケールと、Bマイナーケール。

 

 

 カードの裏側にスケールの名前が書いてあるので、名前を読み上げてから、暗譜。カードは私が預かって、Aちゃんは正しい指遣いでスケールを弾くためにピアノに向かいます。

 

 Eメジャースケールは、#が4つあるため、少しばかり難しく感じていたようでした。

 

 

 

 

 

 これでCメジャースケールも合わせて、7つのスケールを一通り学んだAちゃん。

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 この画像は、前回までに学習したカードです。

 

 

 これまで学習した7つのスケールをもう少し理論的に踏み込んで学習したいのですが、それはもう少し先になりそうです。

 

 

 ”7つのスケールのクイズ” という名のテストをしてから、「Aちゃんはどのスケールが好き?」という質問をしてみる予定です。

 私は、Aちゃんの好みを予想してレッスンに臨ことが宿題です。 

 

 

 

 

 

 

 Aちゃんび好みのスケールを当てることができると良いのですが・・

 自分でいうのもなんですが、おもしろそうな課題だな・・なんて思ったりしています。

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Bマイナースケールを弾いています

 

 123→12345び指づかいのスケールが終わったら、別の指づかいのルールにもチャレンジできるよう計画を立てます。ここからが正念場。

 

 「難しいから嫌だ」と思うか、「難しいけどやってみたい」と思えるか・・少しばかり緊張します。

 

 

スケールの世界を知れば

 

 楽しさは、倍増するばかりではなく・・

 

 見えなかった世界が見えたり。。

 聴いたことがない美しい響きを聴くことができる・・それが、心を元気にするのではないか?と思えてなりません。

 

 

引き続き、創意工夫に努めて指導に磨きをかけます。

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