Nちゃんのお母さまから、
「体験レッスン受講したいです。」
と、連絡をいただいたときに話されていたのは・・
「とにかく大人しくて。。もっと表現したら良いのに。。。と思っています。」
「自己流でやってきたので、ちゃんと習った方が良いと思うんですよね。」
などなど。
しかし、その反面・・・
「本人は、その気はないかもしれない」
という心配もされていたので、しっかりとヒヤリングをしつつなんとか楽しんでいただけたら・・という思いで体験レッスンの時間を迎えました。
前にブログでも少し書いたと思われますが・・
オンラインレッスンの生徒たちが、リズムを立体で理解しやすいように開発した教材・・・
とはいえ、これはまだ未完成の状態の画像。
今回は、この状態ではなくちゃーんと完成したこの状態の教材を使用しましたよ。
4分の4拍子のリズムパターンを、視覚的に捉えるためのリズム学習教材!!
このように
進化しまして・・
音符。休符共々・・
無事にペイントされています。
これまでに幾度かの失敗を繰り返して、このように素敵になったのでございます。
体験レッスンで、大活躍・・
できたは、できたのですが・・
実は・・体験レッスンが始まってしばらくの間Nさんは、極度に緊張していました。
そのため、スイッチが入るまでに少々時間がかかっていました。
「緊張しなくても良いので、ピアノを少し聞かせて。」
という声がけをするのですが・・ その声がけが、逆に緊張してしまうみたいにも見えました。
う〜ん
こんな風に!?一皮剥けたらよいのですが、なかなかそうはいかない!
初めての場所は、緊張する・・ようでした。
「好きな音楽は?」
「いつもは何を聞いたり、見たりしているの?」
などという質問に答えるのも恥ずかしいようで、そばにいたお母様がしっかりとサポートをされていました。
その甲斐あってか、猫ふんじゃったを楽譜なしでまずは弾くことができたので、和やかになり少しずつ打ち解けていくように思ったのですが・・・その後は、ピアノを弾くことがちょっとできなかったようです。
お母様は、そこでフォロー。
「いつも家で、楽しいって言いながら弾いているのに。。」
なるほど。
もしや、お母様は席を外された方が良いのでは?
そう思い始めたので、教室の隣のリビングからNちゃんの様子を、見学して距離を置くことに。。。
様子を見ていただきながら、教室の方針・コース説明などを説明したいただくことに。
お母様に、教室の案内をさせていただいた場所。
別室ではあるのですが、音楽室の様子がガラス越しで
リアルタイムにみることのできるエリア。
Nちゃんの様子が、こんなふうに間近で見えますが、これはイメージ画像。
ガラス窓を隔てているので、程よい距離ということも功を奏してか。
あれだけ、緊張していたNちゃん。
お母様との適度な距離を保つことで、好きなアーティストや音楽への熱い想いなどを、りょう先生に伝えはじめることが徐々にできるようになったのです。
よかった〜
笑顔も見受けられたとのこと。
「慣れてしまえば、伸び伸びと表現できるんです。」
と、お母様もおっしゃっておりました。
お母様に、教室の巨行く方針・コース説明をする際は、ガラス越しから見ることに・・
音楽室での体験レッスンの様子を別室にいながらも、リアルに見ることができることを知り、
「安心ですね。」
と言っておられました。
当教室の大きな特徴です。
音楽室内で、待機していただくことももちろん可能ですが、子どもによって保護者同伴だと、本領発揮することに抵抗がある、または本領発揮できないケースはあります。
Nさんの場合は、まさにこのケースに該当しました。
体験レッスンを終えて
Nさんの好きな音楽がどんなもので、家ではどんなふうに楽しんでいるのか?ということについては、理解できました。
これまで、YouTubeを見様見真似でキーボードを弾くことを楽しんでいたNさん。
2年以上、耳を使って自己流で演奏できているようにも見受けられます。
ただ、自己流にはどうしても限界があるため、「その先のレベル」「本物の音楽」を望む場合、音楽を学問としてしっかりと身につけ、正しい技術を反復練習で積み重ねなければ本物の優れた演奏にはたどり着けないのです。
コメントをお書きください