体験レッスンを受講してみたいけど、なかなか行くことができない、という高校1年生のRくん。
教室に通うには、少し遠いこと。そして何よりも、音楽が大好きなのに、その想いを表現することが少し恥ずかしいという、Rくん。
久しぶりに、Rくんのお母様から連絡をいただいたのが、思いがけない相談でした。それはというと。。。
「どんなキーボードが、今の自分には合っているのか?」というお悩みを抱えたRくん。
私たちが知っていたRくんの情報は、
1、現在高校1年生
2、中学生から、ベースを独学で練習している
3、バンド活動では、ベース担当
おおまかに、3点です。なるほど・・・
その相談を聞いて、2つの疑問がわきました。
1、使用楽器は、ベースというRくん。なぜ、キーボードがほしいのか・・
2、今の時代、わからないことがあっても何でもすぐネット検索できます。
ましてや、今時(スマホ世代)の学生なら、1クリックでサクサクとお目当のキーボードを購入するのはお手の物ではないだろうか?
そうこう思っているうちに、ライン電話での連絡を希望されたRくんのお母さん。
ライン電話での相談。
まずは、1の疑問。
すでに、ベースを購入して自宅で独学で練習しているRくん。
独学も、そろそろ限界に近づいてきたので、ベースを習ってみたいという気持ちが高まってきたとのこと。しかし、習いに行く前段階として、キーボードから流れる音楽やリズムに合わせて、練習できたら良いと思うこと。
そして、いずれベースだけではなくキーボードも演奏してみたいという気持ちが高まってきたので、購入を検討しているとのこと。
そいうことなら、納得ですね。音楽を始めるにあたって、準備に余念がないという見方もできます。
rくんのお母様から
キーボード購入のお悩みをヒヤリング
まずは、Rくんのお母様からキーボード購入のお悩みをヒヤリング。
「Rの話すキーボードの話に耳を傾け、理解をしようにも、どうにも難しい。」
とのこと。それもそのはず。
Rくんのお母様は、楽器演奏経験がありません。情報収拾も、四苦八苦していたとのこと。
まあ、情報が溢れる時代ですからね。。困るはずです。
なるほど・・そういう理由で、相談を希望されたようです。
ライン電話で、詳細を聞くこと約15分。
Rくんの表情も少しずつ変わり始め、安堵している様子。ただ、触ってみないことには、安心できないということで・・・
「もう1回、楽器店に行って現物をさわってみて検討します」
という明るい返事とともに、第一回目の相談タイムは終了しました。
数時間後、Rくんのお母様からお礼のコメントが。
嬉しい瞬間です。
Rくん、Rくんのお母様とのヒヤリングの中で感じたこと。
とにかく、たどり着きたい情報にたどり着けない。
キーワード検索では、何を入力すべきかが、鍵なのに、ワードが多すぎる。
もしかしたら、情報が多すぎて検索するのが難しいと思っている方が多いのでは?と思わずにはいられませんでした。
ほんの少しのアドバイスをもらうことで、探した方がかえって近道になることもあるのでは?ということが、わかった案件です。
ライン電話相談終了。
アドアイスを受けて、すぐにでも楽器店に行きたくなったRくん。実際に、キーボードを触ってみたとのこと。
楽器店から戻ってきた時のライン。
ライン相談の動画はアップできないのですが、ライン電話相談後のこちらからのアドバイスは、こんな内容です。
最終アドバイス
このような、より具体的なアドバイスをRくんのお母様に送ると・・・
しばらくたって、Rくんのお母様から、報告ラインがありました。
良かった〜
今回のアドバイスによって、ついにPSRを購入する決意を固めたそうです。
HPなどでは、特に告知しておりませんでしたがお困り相談を承ることで、
「音楽を楽しみたいけど、何から始めたら良いのかがわからない!」
という悩みに個別に寄り添うことで、音楽を楽しむ第一歩を後押しできたのでは?と嬉しい気持ちになりました。
当教室として、できる範囲ではございますが、このような草の根活動?にも挑戦してみようかと思いました。
後日、お目当ての
「無事に、PSRを購入しました」
と、連絡があり安心しました。
休校中、自宅で楽しい時間が過ごせたとのこと。
「また困ったら相談させてください」
音にこだわり始めてしまうと、欲が出てくるもの。ひょっとして、ひょっとして、また別のお悩みも出てくるかもしれませんね・・・
そのときはまた、できる範囲での対応をさせていただけたらと思っております。
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