「アメリカの音楽を演るな。」
私のピアノの師であるバークリー音楽大学教授の故Ray Santisiに言われた言葉です。
Rayは日本が好きで、日本人の音楽についても高く評価していました。
日本のいろんな地方も回ったらしく、名も知られていないミュージシャン達のライブもたくさん観たようで、
「日本には良いミュージシャンが沢山いる。」
と言って嬉しそうでした。
「君のその腕は、足は、何処で生まれて何処で育った?それを大切にするんだ。アメリカの音楽をやる必要など無い。」
私はこの言葉を生涯大切にして音を作っていくでしょう。
アメリカ音楽を象徴するジャズの巨匠であるアメリカ人のRayがアメリカの音楽を演るなと言うのですから重みが違います。
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